たまたま、CDショップをうろうろしていた時に、このCDを見つけた。最近はiTunesで買うことが多くなりCDショップなどは、本屋に行くついでにそのコーナーに立ち寄るだけだ。まあ、これが運命というものだ。そのショッキングピンクのジャケットを、思わず手に取ってレジに進んだ。後から知ったのだが、その日がこのCDのリリース日だった。
早速クルマで聞いてみた。中でも転調するあたりがいい。テレビでは、おしりかじり虫が病気になるあたりといえばわかりやすいかもしれない。大きな音でこれを聴いていると、実にジーンと来るアレンジだ。
この話は、いつか書きたかったのだが、つい書きそびれていた。
しばらくして、いつものようにFMを聴いていると新垣結衣の声が頻繁にかかっていた。不思議な歌声で、耳に残る。決してうまいとは言えない唄。一歩間違えれば、カラオケで歌っている音痴な女の子というイメージだ。音がとれなくて、曲にあわせるべく、音が不安定に変わる。音楽用語では、グリッサンドか、ポルタメントがかかっている。
同じ感触を、次に出てきた「崖の上のポニョ」のテーマを聞いた時に感じた。大橋のぞみちゃんの唄も、全く新垣結衣と同じだった。やはりグリッサンドか、ポルタメントがかかっている。
微妙な音痴。これだ。
幼い子や女の子がやると、かわいい感じに聞こえる。歌のうまい人は、コピーし辛い感じだ。カラオケでやろうとしても、普通に唱ってしまいそうだ。
最近は、もうおしりかじり虫も活躍しなくなってきた。CDもそろそろ、お役御免だ。そう思って久しぶりに家のオーディオで聞いてみた。すると…。なんと、おしりかじり虫の僕が好きな部分にも「微妙な音痴」があったのだ。これは、エフェクトのかかった声なので判別はやや難しいのだが、良く聞くと微妙な音程だ。
そうだったのだ!最近のトレンドは「微妙な音痴」。僕は、こう結論づけた。カラオケも難しくなりそうだ。
【音楽の話の最新記事】

